数日前の朝、
たくさんの露が草に宿っていて、足が止まりました。
「露」といえば、俳句では秋の季語。
空気中の水蒸気が、冷えた草や木の葉について水滴に…。
まだこんなに暑いのに、
露が降りるなんて…
この日の朝露は、
空気中の水蒸気ではなくて
草自身が吸い上げた水分を、葉から出したものみたい。
「草の露」とか「露玉」と呼ばれているようです。
そうか
この日の前日、久しぶりに本格的な夕立があったのでした。
土も本当に乾いていたので、ありがたい恵みの雨となり、生き物達にとっては、何よりの生命の水となったのでした。
たくさんの「露玉」。
こちらの気持ちも洗われ清められたような
清々しい朝のひととき。
草や葉に秋の夜露が降りるのは、まだかなり先になりそうですが、季節は少しづつ先に進んでいるかな。
OTURU