入院中、病室から弟が見ていた景色。
山が近くに見えるのを、
とても気に入っていました。
朝、窓を開けて部屋の空気を入れ替える時、差し込む光や風が心地良いのだと…。
どの季節も好きだったと思いますが
子供の頃からのたくさんの思い出のある夏が、たぶん一番好きだったと思います。
病気がわかったのも 夏、
旅立ったのも 夏。
体調が許すなら、一度行きたがっていたお寺
正行寺で、
季節感あふれる ベティブーフのお花達の中で、
ひろちゃん先生、岸本さん、
辻󠄀さん、川瀬さん。
見送って下さったお友達や元職場の皆様、
ご近所の皆様、お寺のご住職、ご葬儀社の皆様。
皆様のあたたかいお気持ちの中で 弟らしく旅立ってくれたのではないかなと思っています。
本当にありがとうございました。
気がつけば、あっと言う間に8月で
厳しい暑さの中、今年もお盆が巡ってきます。
自分の生命につながる、たくさんの生命に思いを馳せ、ありがとうを伝えられる お盆にしたいと思っています。
OTURU