モクセイ科の常緑樹
風にそよぐ ライトグリーンの葉がさわやかな
シマトネリコ。
前任者の寺澤さんのお庭から やってきたものだと 記憶しています。 小さな鉢植えだったと思いますが...
いつの間にかスクスクと大きくなりました。
沖縄や台湾、それにフィリピンやインドなどが原産地。
寒さにはそんなに強くはありませんが、みどり店の北風の中でも 常緑のまま 冬を越すことができます。
原産地以外では、鉢物の観葉植物として育てられることが多かったようですが、最近では温暖化に伴って、庭木としても広く利用されるようになっていったようです。
庭で育てる 観葉植物、シマトネリコ。
「シマ」は 沖縄諸島のこと、
「トネリコ」は 「共練り濃」や 「戸練り粉」...⁇
トネリコの樹皮を煮て ニカワ状にしたものを 墨に混ぜれば、美しい青墨になり、又、潤滑剤として 引き戸の敷居に塗ったことに由来するそうです。
なんとも 不思議な力を秘めている シマトネリコ。
私達の生活の中に 植物達が様々なチカラを提供してくれているということですね。今年は、たくさん つぼみがついて...!
こちらは、近くのプランターに 自生えのおチビちゃん。(おチビちゃんといっても 4〜5年はたっていると思います。)
爽やかな緑の シマトネリコ。
私達も7月を 元気に過ごしていきましょう!
OTURU