露玉

数日前の朝、

たくさんの露が草に宿っていて、足が止まりました。

 

「露」といえば、俳句では秋の季語。

空気中の水蒸気が、冷えた草や木の葉について水滴に…。

まだこんなに暑いのに、

露が降りるなんて…exclamation and question

 

この日の朝露は、

空気中の水蒸気ではなくて

草自身が吸い上げた水分を、葉から出したものみたい。

草の露」とか「露玉」と呼ばれているようです。

 

 

そうかひらめき

この日の前日、久しぶりに本格的な夕立があったのでした。

土も本当に乾いていたので、ありがたい恵みの雨となり、生き物達にとっては、何よりの生命の水となったのでした。

 

たくさんの「露玉」。

こちらの気持ちも洗われ清められたような

清々しい朝のひととき。

 

草や葉に秋の夜露が降りるのは、まだかなり先になりそうですが、季節は少しづつ先に進んでいるかな。

 

OTURU

 

ゲリラ豪雨

昨日は、久しぶりに激しい夕立。

「夕立」なんていうかわいらしいものではなくまさにゲリラ豪雨。

テラスの排水溝は、あっと言う間に水がたまり駐車場のアスファルトもこの通り…。

 

今年の夏は、今まで雨が少なかったので

植物達にとっては大切な恵みの雨となった昨日の夕立。

さぞ喜んでいたのではないでしょうか…。

 

1時間以上も降り続き、雨のあとは少しヒンヤリした空気感。

本当に気持ちよかったです。

 

ゲリラ豪雨の後の夕暮れ…。

 

お盆が過ぎて、日が暮れるのがずいぶん早くなりました。

昼間はまだまだ暑くても、虫の声も聞こえるし、

昨日は、初めてチッチ(ヤモリ)の鳴き声も!

姿を見つけることはできなかったけれど、なつかし鳴き声をきけたゲリラ豪雨の後の夕暮れでした。

季節は少しづつ秋ヘ…むかっているかな。

 

OTURU

 

 

こんなに暑さに強いとは!

今年の夏の茶々丸は…、

いつにも増してよく眠り💤、

よく食べてくれてありがたい限りです。

 

今まで乗っていたイスに乗るのが、ちょっと大変になってきたので、

一日の大半を過ごしているのは…

壁とドアの間のすき間のこの場所です。

 

窓から入る風も、扇風機の風も避けるように ドアの内側に入り込んでしまいます。

ご飯の場所にも近く、

トイレにも近く、

動線的にはとても良い場所ではありますが、

すさまじい暑さとなった先月からは、さすがにここではいくらなんでも暑すぎる!!

せめてもう少し、涼しいところで……!と願うこちらの気持ちとは裏腹に、

 

 

茶々丸自身は…、

そんなことは全くおかまいなしで、ここで毎日グーグー寝ています。

寝ているように見えて、

薄目を開けている時は、まだカリカリやチュールが欲しい時。

こちらの様子を伺っています。

茶々丸がチュールに夢中の間に、

少しづつ毛玉切り!

 

この調子で、元気に秋を迎えられるといいな。

 

OTURU

今年はさらに…

昨年、アスファルトのすき間から

自生えで生えてきたワレモコウ。

今年も健在でますます存在感が増し、ぐんぐん背を伸ばしています!

 

ワレモコウのすぐそばに松の木(これも自生え)があるのですが、

今年のワレモコウは…、

どうもこの松の木の高さをめざしているようなのです。

 

 

もうとにかく、上ヘ上ヘ!!

迷いなく茎を伸ばし、天井近くのあんなところまで…冷や汗2 (顔)

 

今自分のいる環境の中で、自由自在に成長している
ワレモコウ。

とらわれがなくて、軽やかで、

とっても愉快な生き方だなぁ〜と思って見上げています。

 

 

OTURU

一番好きだった季節に…

 

入院中、病室から弟が見ていた景色。

 

山が近くに見えるのを、

とても気に入っていました。

朝、窓を開けて部屋の空気を入れ替える時、差し込む光や風が心地良いのだと…。

 

どの季節も好きだったと思いますが

子供の頃からのたくさんの思い出のある夏が、たぶん一番好きだったと思います。

病気がわかったのも 夏、

旅立ったのも 夏。

 

体調が許すなら、一度行きたがっていたお寺

正行寺で、

 

季節感あふれる ベティブーフのお花達の中で、

ひろちゃん先生、岸本さん、

辻󠄀さん、川瀬さん。

見送って下さったお友達や元職場の皆様、

ご近所の皆様、お寺のご住職、ご葬儀社の皆様。

皆様のあたたかいお気持ちの中で 弟らしく旅立ってくれたのではないかなと思っています。

 

本当にありがとうございました。

 

気がつけば、あっと言う間に8月で

厳しい暑さの中、今年もお盆が巡ってきます。

自分の生命につながる、たくさんの生命に思いを馳せ、ありがとうを伝えられる お盆にしたいと思っています。

 

OTURU