カテゴリー別アーカイブ: みどり店・生き物

食べたのは?

例年に比べると かなり寒さが厳しいと感じているこの冬。

先日、お客様とヒヨドリ達の話題になり…、

いつもなら、もうとっくに食べ尽くされているナンテンや万両の実が まだそのままで…とのこと。  ちっとも鳥達がやって来ない!

そうなんです!

まさに…!!

大きな鳴き声は たまに響いているけれど、お店のテラスにもちっとも来ない。

どうしているのだろう?

あちこちで まだたくさん実をつけているナンテンが多いので、他で ごちそうに惠まれているのかな? …… と思っていたら!

やっと今日、ご来店の後を見つけましたよ!

 

万両の実がほら…!

 

チェッカーベリーの実は、ちょっと丸飲みするには大きかったみたい。

丸飲みにした万両と つついて食べたチェッカーベリー。 とてもお行儀よく食べている!

ニギニギしい鳴き声とボサボサ頭がトレードマークのヒヨドリ。

近いうち、お食事中の姿を見れるといいな。

 

OTURU

 

 

 

 

 

 

ここに いたのは!

本店へ  持って帰る為、

みどり店の倉庫の中から出してきた  白い角材。

ひろちゃん手作りの  本店のベンチの為の  部品です。しばらく  こちらで  お預かりしていました。

四角い穴があいているのは、ここに他の角材を差し込む為のものですが、この穴に...

 

あれぇ〜〜⁈

チッチがいるではありませんか!

とても静かに  じっとしていたので  しばらく全くわかりませんでした。

  ヤモリのチッチ

チッチにすれば、倉庫の中は  暖かいし

この四角い穴の中は  これから冬眠するには  うってつけの場所だったと思うのですが、急に  ガタガタと動かされ、さぞ  驚いたことでしょう。冷や汗2 (顔)

(ひょっとしたらもう  冬眠体制だった?)

今は  店内のどこかに潜んでいるはずなのですが...

 

今年は全く姿を見ることがなかった  ヤモリのチッチ。

今頃、思いもよらない  初対面となりました。

かわいいぽっちゃり体型💕 の小さなチッチ。

 

どうか又、良い場所を見つけて

無事に冬眠してほしいです。

 

OTURU

 

カタバミと共に...。

お店のテラスで見かける  蝶の中で、

一番よく姿を見るのが

 小さくて  かわいい  シジミチョウ。

昼間、暖かい日が続いているせいか  今もまだ  姿を見かけます。

 

このシジミチョウの幼虫が食べるのが...

カタバミの葉

 

あ〜、それで...ひらめき

カタバミの葉は  テラスのあちこちに  いーっぱい生えているので、このシジミチョウが多いのも  納得です!

この小さなシジミチョウが  都会や街の中でも  比較的よく  姿を見るのは  幼虫が食べるカタバミが、都会や街の中でも  たくましく生息していることと  深〜く  つながっているということですね。

このシジミチョウ、小さな羽を広げると...、

こんなに  美しいルリ色で  もうビックリ!!

ルリ色をしているのは  オスだけで、メスは地味なグレーだそう。近くにいるのは  メスかもしれませんね。

カタバミと共に  たくましく生きている  シジミチョウ。                 (画像は、シジミチョウの中で  一番多い  ヤマトシジミ。)

来シーズンも  たくさん、出会えますように...ほっとした顔

 

 

OTURU

 

 

赤とんぼ。

お店のテラスで    先日、久〜しぶりに

  見かけた  赤とんぼ。

以前は  いっぱい飛んでいたのに

最近さっぱり  姿を見なくなり、 この秋  初の赤とんぼです!

 よかった...姿を見ることができて!

「赤とんぼ」っていう種類のトンボがいるのだとばかり思っていましたが、  カラダの赤いトンボの総称が「赤トンボ」何ですって!    全く知りませんでした。

一番  なじみのある「赤とんぼ」が  この「アキアカネ」

夏の間は、涼しい山で過ごし、秋風が吹くと  平地へ  おりてくるんだって!

全く知らなかった〜。

せっかく平地に降りてきたのに、夏のような気 温から一転、急にこんなに寒くなって  アキアカネもさぞかし驚いているかもしれませんね。

オオテマリの葉や  ニシキギの実も  アキアカネ色。

又  やってきてくれるといいのだけれど...

赤トンボ

 

OTURU

オンブバッタ。

テラスのあちこちで  

バッタが  ピョンピョンとびはねています。

例年に比べると、今年は  ずいぶん 多いのではないでしょうか。

 

先日、  ちょっと大きなバッタが  もみじの枝に...。

ひょっとしたら、もみじの葉っぱを狙ってる?

それに...、あ〜   やっぱり!

背中に  もう一匹!!

オンブバッタ。

大きい方が  メス、小さい方が  オスだそう。

お母さんバッタが  おチビちゃんバッタをおんぶしているみたいな ほほえましい姿ですが、上のオスは  産卵の時以外でも  、メスを他のオスにとられてしまわないよう  しっかり見張っているらしい...。

そろそろ 次の世代へ  命をつなぐ 季節。

秋の陽射しの中で、

命のバトンタッチが行われていく  日々。

大切に見守っていきたいです。

 

OTURU

 

偶然、それとも...。

夕方、ここで  姿を見ることが多い  シオカラトンボ。

激しい雨が降った☔️日も、

雨の合間にやってきて  羽を休めていました。

  みどり店の周辺でも  年々、トンボの姿が確実に減っているようです。

数年前までは    シオカラトンボだけではなく  糸トンボや                   たまにオニヤンマまでやって来ていたのですが、今年はさっぱり...。

そんな中で、このシオカラトンボともう一匹...、

ムギワラトンボと呼ばれる  シオカラトンボのメス、

この2匹が今年の夏の常連さんです。

ムギワラトンボが止まっているのは、  ドウダンツツジ。

 

それにしても

少し日焼けした  ドウダンツツジの葉の色と、

ムギワラトンボの体の色が  見事に一致!

不思議だなぁ〜。
偶然.・・・それとも・・
(  これも擬態のひとつ?)
ここを  選んで止まっている...⁈

他にも  止まれるところは  あるけれど、ここだと  葉っぱの色に溶け込んで  少しは  ゆっくり休めるってことかもしれないネ...! ほっとした顔

羽を休める  シオカラトンボとムギワラトンボ。

静かな時間が流れる  夕方、

小さな生き物の不思議に触れさせてもらった  ひとときでした。

 

OTURU

赤ちゃんカナヘビ。

体長7〜8センチの  日本カナヘビの赤ちゃん。

可愛い  お顔と トレードマークのシッポが見えてるよ...!

お水やりをしていた時、水がかかってしまったみたいで...たらーっ (汗)

あわててそばのアジサイの葉っぱの上に  飛び移り、しばらく  全身で周りの様子を伺い...、警戒中。

かなりビックリさせてしまって

 ごめんなさい。あせあせ (飛び散る汗)

まだこんなに小さくても、トレードマークの長いシッポは健在!

しばらくすると、元いたローズマリーの方に戻っていきました。  これから、お水やりの時は気をつけるので、
又  姿を見せてくれると嬉しいなぁ。

P.S  ひろちゃん
というか、水浴びしたかったんではないかな?

           日本カナヘビ

 

OTURU

 

 

 

夏の気配。

 

7月になると、そろそろ咲き始める  

ブッドレア  。

ローズタウンの中にも  庭木として大きく育っている  ブッドレア  があり、毎年楽しみにしています。

 

   

優しい色と  優しい香り。

この香りに誘われて、蜜を吸いに  蝶が集まってくることから

別名が「バタフライ ブッシュ」。

あいにくこの日はいませんでしたが、これだけ大きく  いっぱい  お花をつけていたら、夏の間中  蝶もきっとたくさん  やってきそうですね。

みどり店のテラスにも  雨の合間に  アゲハチョウが  時おり  姿を見せてくれるようになり、近づく  夏を感じます。

身の周りの植物や生き物達からの  季節のメッセージ、大切に受け取っていきたいです。

 

OTURU

 

 

 

 

 

カタツムリのすごい 技。❷

一日中  雨の降った昨日、

どこに行ってしまったんだろうと思っていたら、

いましたヨ...  こんなところに...

 

この後、しばらくして見かけたのは...

 

カタツムリの🐌  足は  お腹全体、腹足っていうそうです。

骨のない筋肉でできた  腹足を  後ろから前へ  波打つように動かしてゆっくり進む。

細い枝だってこの通り!

腹足を巻きつけて  落ちることなく!!

 

ガムテープのようなベトベトした粘着剤の上も、濡れてすべり落ちそうな場所やゴツゴツした場所でも  カタツムリの腹足なら問題なし...。

それどころか、細い糸や  カッターナイフの刃の上でもへっちゃらで  歩けるらしい

腹足の形を自在に変えて  糸でも刃でも包み込み  歩くことができるのだそうです。

カタツムリの🐌 腹足、恐るべし!

ゆっくりながらも  いつの間にかずいぶん移動して...。

雨に打たれて  気持ちよかったのかな。

この日は  いろんな姿を見せてもらえました。

カタツムリさん🐌  ありがとう。

 

OTURU

 

 

 

カタツムリのすごい 技。

晴れて  暑さが戻った  数日前の夕方、

モミジの枝に  何かくっついていると思ったら、

 

おなじみの   カタツムリ🐌 。

殻の中にすっぽり  カラダをしまい込み  しっかり  ほんとにしっかりと枝にくっついていました。

殻は、外敵から  身を守るだけでなく、

暑かったり  寒かったりする時は  このようにカラダを殻におさめて  しかも  、入口は分泌液でフタ!

(呼吸する穴は  ちゃんと空いているらしいです。)

それに、大切な殻が  傷んだり  欠けたりした時は、自分で修理をするらしい。

一体  どうやって...⁈

コンクリートの壁やブロック塀を舐めて  含まれているカルシウムを取り込み  内側から補強しているんだって...!!

なんともスゴイ技を 持っているカタツムリ🐌  。

腐りにくく汚れにくい  カタツムリの殻の性質を研究して、汚れにくい外壁やタイルを作った企業もあるそうですよ。

 

OTURU