カテゴリー別アーカイブ: みどり店・生き物

啓蟄。

あまりにも寒い3月のスタートとなりました。

皆様、お元気でお過ごしですか?

今日はやっと少しホッとできる陽ざしがローズタウンにも…。こんな日はきっと!…と思っていたらやはり……。

テラスの南側で…

みどり店で初てんとう虫!!

陽ざしはあってもまだ気温が低いせいか、ゆっくり静か〜に動いていました。それでも、暦の上では啓蟄を迎え、小さな虫たちがゴソゴソ動いている姿を見られるのは、とてもうれしい(≧∇≦)bです。

残念ながら、ミツバチ🐝の姿は今のところ全く見かけないので、せめてこうして身の回りで暮らしている小さな生き物達が少しでも元気でいてくれるよう、そのことも大切にしながら環境を整えていきたいと思います。

鉢に生えているカラスノエンドウは、全部抜いてしまわずに、少しづつ残してアブラムシを引きよせ、てんとう虫に食べてもらう作戦です。

みんなそれぞれに大切な役割を担ってくれています。自然界のイノチの循環をたくさん見つけられる春でありますように。

 

OTURU

ほとんど姿を見ないまま…。

いつもなら今頃はとっくに

食べつくされてしまうのに…

今年はどういうわけか??

まだまだ残っている鳥達のごちそう。

一番人気のナンテンも、鉢物の万両も、

たくさんの実が、健在です。

早い年なら12月には すでにごちそうをねらってやってくるヒヨドリやメジロ。

寒さが厳しさを増すと渡り鳥のジョウビタキもごちそうを食べにやってくる!

そんな当たり前だと思っていたテラスの光景がこの冬はどういうわけか、当たり前ではなくなってしまい、みんな一体どこへ行ってしまったのでしょうか?

みどり店のテラスだけではなく、お客様のお庭や醍醐の自宅でもナンテンの実は食べられずにそのままです。

ニギニギしい鳴き声とボサボサ頭のヒヨドリ達の姿を見ない冬。明日からはもう2月。

この先、少しは会えるといいな。

OTURU

 

ハナアブの訪問。

暦の上では冬の始り、立冬。

立冬とは名ばかりの

ぽっかぽかの陽気が続いています。昼間は暑いぐらいですね。

お店もここ数日は、テラス側の入口をオープン!!

開いている扉から、店内に

やって来てくれたのは…、

ハナアブです!

ハチ🐝によく似ているけれど、羽は2枚(ハチは4枚)で、ハエに似た大きな目がトレードマーク。

ハチによく似ているのには理由があって…、

敵から身を守る針を持たないハナアブは、毒針を持つハチに姿を似せることで、敵から身を守っているんだそう…。

なるほど〜ですね。

 

店内ではかなり長い時間、花から花へ!!

 

リンドウはずいぶんお気に入りのようで、何度もお花の中にもぐったり出たり……。

 

虫達の姿を見ることが、どんどん減っている中、嬉しいハナアブの訪問でした✨。

きっとお花達もさぞ喜んでいたことでしょう。

 

又、やって来てくれたらいいなぁ~。

 

OTURU

攻防。

ここはお店の南側。

 

夕方、鉢物の水やりをしていると

ほぼ毎日姿を見るカマキリ。

夏の間にすっかり大きくなり、こんなに立派に成長しました。

 

この日は…、

いつもとちょっと違う雰囲気だなぁ〜と思っていたら……

 

 

あぁ〜〜!

カマキリの視線の先には!!

バッタがいるではないですか!冷や汗2 (顔)

 

カマキリもバッタも、微動だにせず…。

緊迫した空気が張りつめたまま、ずいぶん長い間このままでした。

 

カマキリは、動くものは何でも反射的に仕留めてしまう習性があるらしく、

いったん狙われたなら、ジット動かないことがバッタにとっては最善だということなのでしょうか?

この後、どのような攻防が繰り広げられたのでしよう!?

 

まだまだ自然が残っていると思っているローズタウンでも、年々見かける生き物が減っています。

カエル🐸は全く姿を見せず、トンボもずいぶん減りました。虫の声とチッチの鳴き声が聞こえるのがまだ救いです。

 

さまざまな生き物達が安心して暮らしていける環境を、少しでもこのテラスで作っていけるようにと思っています。

 

 

OTURU

 

 

 

 

視線の先には…。

チュルチュルチュルチュル〜

あれぇ~~。

聞き覚えのあるこの鳴き声は…?

静かにそ〜っとテラスに出てみると、

やっぱり、いる いる!!

画像には一羽しか写せていませんがメジロが、何羽も来ているではないですか!

今の時期に珍しいなぁと思いましたが

あっ そうか… ひらめき

メジロ達がやってきたのは…、

 

これですね。ぴかぴか (新しい)

ここ数日の強い陽射しを受けて、良い色になってきていたのです。

ブルーベリーが色づくと

いつもはヒヨドリが、にぎにぎしくやってくるのですが、今年はメジロ達が先にご来店。

実を丸のみのヒヨドリに対して

メジロは…、

ずいぶんかわいくつついています。

つつき方は控えめでも、

ブルーベリーをねらっているまなざしと態勢は、真剣そのもの。

なんだか 元気をもらいました。

 

沢山の生命の輝きを

見つけていける夏でありますように。

 

 

OTURU

 

 

夏ツバメ。

7月に入り、

生き物達の活動がとても活発です。

昨年の巣を増築していたツバメ達は、

着々と巣作りに励み、あっと言う間にこんなに立派な状態に…!

頑張った証拠がこんなところに!!

巣の少し下についているワラと羽…。

かわいいシッポならぬ尾羽根が見えてるよ。ほっとした顔

巣の中に入っている時間が今までより長いみたいなので、ひょっとしたらもう、卵をあたためているのかも?

 

春に日本に渡ってきて、一度だけでなく

何度か産卵するよう…。

今の時期もツバメにとっては子育てシーズン、

夏ツバメとよぶそうです。

こんなに立派な巣ができたのだから、

是非、ここから無事に巣立ってほしい!!

 

今年こそうまくいきますように。

 

OTURU

補強、増築中…?!

お店のテラスから見える

フレスコさんの入口近くの柱に

ツバメが毎年巣を作りはするのですが、

ヒナが、孵ったと思ったらねらわれて今までに無事に巣立ったのは一度きり…。

 

そんなことが続いたからか、

今年は、お店の駐車場を飛び交うツバメ達の姿もあまり見ないままでした。、もちろん巣は作っていなかったのですが…

 

あれ〜ぇ。

少し前から、

柱に残っていた巣をどうも増築しているみたいなのです。

色が変っているところが新たに作った部分。

 

この柱の下には、泥が落ちていたり…、

 

居心地を確認しているのか、たまに巣の中に入ってみたり…、

巣の近くの電線によく止まっていたりします。

ここ数日は、2羽で熱心に増築中!

 

このペアのように、前からある巣や壊れかけた巣をベースに補強して、巣作りの労力削減を試みるツバメ達が多いんですって…。

日本にやってくるツバメも、

無事に巣立つツバメも

年々数が減っていることを思うと、うまくここで子育てしてくれるといいんだけどなぁ。

何はともあれ、しばらく遠巻きにそっと

見守りたいと思います。

 

OTURU

 

 

クモの能力、恐るべし!

テラスに、

蜘蛛が巣を張っています。

(画像の左上の黒い点がそのクモです。)

 

先週の休み明け、お店に来た時に全く気づかずにひっかかってしまい巣を壊してしまいました。

クモにはごめんなさいだったのですが、通り道だしここはちょっと……あせあせ (飛び散る汗)

 

その翌日も、又 巣を張っている!

でも、あれ…?!

ひっかからない!!

ほぼ同じ場所に巣は張られているのですが背の高さより少〜し上に張っているではないですか!!

実は、以前にも同じような経験があり、一度巣にひっかかってこわされると、次は…!

人が通ってもちゃんと巣が壊されない位置に張っているようなのです。

これって一体?!

一瞬で色々、観察されていたってことなのでしょうか…。

 

蜘蛛が苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、(以前は私もそうでした。)

巣を張る様子は、もう本当にすごくって…!

無駄なく

無理なく

迷いなく

見とれるばかりです。

 

ただいま、壊れたところを修繕中…。

 

毎日、巣を張りなおすクモもいれば、2〜3日置きに壊れたところを張りなおすクモもいるようです。

 

メジロを始め、鳥たちも巣作りに利用するクモの糸。

体ごと巣に突っ込んで、体にまとわりついた糸をくちばしでとって使うというから、こちらもお見事というしかないですね!

 

OTURU

子育てに大忙し。

みどり店の敷地内で、

少し前まで子育てに大忙しだった鳥がいます。

昨年と同じ場所に巣を作り、

数日前に無事に巣立ったよう…。

 

こちらはお父さん。

画像ではわかりづらいですが、沢山の虫をくわえています。

美しいブルーの体に、お腹側は鮮やかなオレンジ色。

とても美しい

イソヒヨドリ。

最近、街中に進出してきているらしく、みどり店でも、自宅の近くでもよく姿を見かけるようになりました。

暖かくなった頃から高〜い電柱のてっぺんで、それはそれは美しいさえずりを聞かせてくれていましたが、母の日が終わる頃からは、元気いっぱいのヒナ達の鳴き声が聞こえるようになり、

口いっぱいの虫をくわえて戻ってくる親鳥の姿をよく見かけるようになりました。

人懐っこいイソヒヨドリも、子育て中はとても慎重…。

こちらが巣の近くにいると、遠くからじーっと観察されてました。邪魔をしないよう、この場から少し離れると…

少しづつ巣の近くにやってきたお父さん鳥。

 

何はともあれ、無事に巣立ったようで本当によかったです。

小さな口にたくさんの虫をくわえて何度も往復する親鳥達の姿に励まされた5月でした。

 

ツツピー ツツピー。

少し静かになった敷地内に

今は、シジュウカラの鳴き声が響いています。

 

OTURU

 

 

小さな生き物達。

鉢物の場所変えをしたり、

ひと回り大きな鉢に植え替えたり、新しい土を足したり…、

そんな作業をしていたら、

 

幼虫やサナギが、あちこちに…!!

 

鉢にくっついていたカマキリ。

急に鉢を動かしたのでびっくりさせてしまったよう…

 

この幼虫は…、てんとう虫。

成虫とは全く違う姿ですね。

幼虫もアブラムシを食べて育ち、

終齢幼虫は一日に100匹ものアブラムシを食べるらしいです。

 

2週間ほどでサナギになり、

ここにも、

こんなところにも…!

 

これは??

何のサナギかというと……、

ヒラタアブ。

花の密や花粉を食べる小さなアブです。

昔は、葉っぱに何か変なものがくっついていると思っていたのですが、幼虫やサナギの姿を知っていると、むやみに気持ち悪がったり、取り去ったりすることもなくなりますね。

 

それにしても、サナギの中で体をつくり変える虫達、サナギの中では一体何が起こっているのでしょう??

不思議で不思議でたまりません。

 

OTURU