秋になってくると何故か恋しくなるのは黄色系~橙色系。
涼しくなって「暖色系」というのは分かるのですが、それでは
ヒマワリは夏!
「夕焼け」って皆さんは何時の季節を思いますか?やっぱり
秋!ですか。このときの黄色~橙色って暖色なのでしょうか?ね。ちょっともの悲しさを感じるのは何故なのでしょうか?
残して置きたい・・モヘアとソメコ、ソメタ、ミミの話
この夏、ソメコとソメタ、そしてミミを産み二十二年の長寿を全うした母猫が八月五日に初美に見守られながら静かに亡くなった。
膳所駅で捨てられていた猫のうち最後に残っていた子猫が初美の元に来た。だから、しばらくはお店にも、お店のテーブルの上にもいてみんなに可愛がられたと記憶している。
真っ白な毛で「モヘア」という名を長女が付けた。
初美の肩に乗ると背中に垂れた太めの尻尾をゆらゆらと気持ち良さそうにいつまでも揺らす。唯一、モヘアの初美と居る至福の時だったようである。
初美が前の家に引っ越す前の家の時、幼いモヘアは水を嫌わず、初美が入浴中の風呂場に入ってきて湯船の縁に小さな足で乗っかってきたらしい。歩いているうち湯の中に落ちたこともあり、慌ててタオルで拭いて肩に乗せていたのが癖になったのではないか?と言っていた。
モヘアはもし、人として生まれていたら「マリア様」か「観音様か?」というほど優しくおとなしい猫だった。それも初美が心から命あるものをいつくしんでいたからだろうと私は思っている。
ソメタとソメコの名は私が付けた。ソメタもソメコも目の色がブルーと茶色、しかしソメタだけ生まれつき障害がありその為片目を摘出する手術をして命は助かったが片目が失明してしまった。ソメコと、そのあと生まれたミミとも仲良しで兄弟の中では一番性格が優しかったと初美は言っていた。そのソメタが前の家に引っ越してから一年目、家猫だったソメタが姿を消した。初美が必死に探したがとうとう一年経ち、二年経っても帰ってこなかった。
もうひとりの兄弟のソメコは大の人見知り。初美にしか気を許ず、誰が行っても隠れてしまう。子猫をすこし大きくした位の体でモヘアの毛並みを受け継いで真っ白、だが毛足はそんなに長くない。
ミミはソメタとソメコの半年遅れの妹。
ミミが生まれた時一緒に産まれた子が死産で、そのままにしておけないと早々に初美が葬ってしまった。これがモヘアにとってかなりショックだったらしく、モヘアはミミを初美にも手の届かない所へ隠し始めた。時々私が行ってもほとんど隠れて出てくる事も目にする事もなかった。ミミの雰囲気、グレーのトラ、モコモコとした太めの体つきの割りには小顔という姿は一番私には可愛く思えていたので残念でしょうがなかった。
ひとり残ったソメコはモヘアとは一年しか違わない歳である。けれど相変わらず小さく階段近くの、階下の気配が判る所でまるで子猫の様に丸くなって寝ている。
モヘアが亡くなる一ケ月前から人懐こくなっていたのが、今では私の胸の上でムギュムギュを繰り返し、私の顎鬚の辺りに顔を擦り付けてくる。あの逃げ回っていた頃がうその様である。
可愛さを越してソメコの「寂しさ」が伝わってくる。 ソメコは今、私に命の愛おしさと温もりを教えてくれる存在になっている。そばの低い机の上にミミとモヘアとソメコが一緒に移った写真が大切に飾られている。
P.S 随筆風にしたため、敬称略で書きました。
初美はキッシ-の事
今年は色んな秋がいっぱい!
小さな頃から若い頃までは「夏」が大好きでした
勿論今も夏は好きですが・・・
お花屋さんになってから
自然と、どの季節も大好きに。
それぞれの良さがあり、そして毎年違う・・・
今年は例年になくしっかり秋を楽しめそうです。
この時期は湿度が少なくて空や雲の様子が秋ならでは。
見上げる空は眩しいけれど、
見ていると心の中がスーッと澄み渡る気がします。
何でもないありふれた毎日の中で、今しか味わえない事、
見られない風景は出来るだけ見逃さないようにしたいです。
小さな頃から身近にあった
植物達との思い出をかみしめながら・・・・
過ごしたい季節。
kissy
「書」の作品展で・・・
日本画家 山元春挙氏 旧邸
記恩寺 蘆花浅水荘 重要文化財
書道教室十五周年記念のお祝いでお届けに。
ここは懐かしい場所でもあります。
以前ここで竹鼓の演奏をした事がありました。
お庭で演奏して、縁側から聞いて頂きましたっけ。
お茶菓子なども召し上がって頂き、中のコレクションも
楽しんで頂いたり・・・
ちょっと特別な処ですね。
今回のアレンジは・・・
場所が場所だけにやっぱり和風で!!
でも華やかさもある感じ。
どこに飾って頂いても違和感なくいい感じのもので。
タイミング良く?こういうお天気だったので
味わいある雰囲気でした。
古い建物等は、ちゃんと管理等してあげなと朽ちていくので。
ここはお庭なども含めて手入れが行き届いていてます。
今年は百日紅が遅咲きで、今も綺麗でした。
少し背筋が伸びる感じはたまには必要です。
kissy
p.s 百日紅は私が文京区西片で過ごした家の
庭の中心にありました。なつかしい樹です。
樹皮がツルツルしていて「さるすべり」と
この木の下でペコちゃんの子猫たち
を遊ばせたりしていました。
ひろちゃん
私の宝物 ③
昔から大切にしているのが
頂いたポストカードやお手紙達です。
可愛いカードは季節に応じて飾って楽しみます。
これは、旅先のフィンランドから届いたもの。
彼女は映画を通じて知り合った人。
なので、フィンランドっていうのも
「あうん」の呼吸で納得!!
「かもめ食堂」が撮影されたお店へも・・・
今の、フィンランド人気に火を付けた映画だと思います。
いつか、行ってみたいなぁ~
皆さんの記憶の中に残っていると嬉しいんですが・・・
「滋賀会館 シネマホール」憶えておられますか?
大好きな大好きな映画館だった。
毎月発行されるチラシをいつも自転車に乗って
お店まで届けてくれていました。
閉館が決まった時は泣いた
でも私達以上に寂しい思いをしたのは間違いなく
彼女達スタッフの皆さんでしたよね。
最近届いたカードにも、まだ受け入れられない淋しさがある。
そう書かれていましたから・・・
閉館して何年たったんだろう?それでもなんですね。
実は、滋賀会館シネマホールは、京都みなみ会館の系列。
みなみ会館は去年、借りていたビル(パチンコ屋さんの2階)
が耐震の問題があり、一度閉館しましたが、
程近くに、再開しました。
きっと彼女も喜んでいる筈です。
滋賀会館シネマホールが閉館した後・・・・
故郷に帰り、地元の劇場で働いています。
そのお陰もあって?
今では映画を観るよりも演劇等、
生の舞台を観る機会が多くなったらしい
私達も好きなお芝居!またひとつ共有出来る事が増えて嬉しい。
っていうか、好きな作品等が偶然にも同じ。
こんなところまで似ているなんて嬉しいな。
お互いの情報交換や、近況報告等は私達らしく・・・
会えなくてもお互いを思い合える人がいる事。
届けてくれる人と共に大切な宝物です。
kissy
私の宝物 ②
美術の時間に作った壁掛け?
額の木枠デザイン等も自由でした。
やっぱり動物
(っといってもこれは何かを?参考にした想像の鳥)
よく出来てるなぁ~って自分でも感心。
元は黒いシートのようなものに、下書きを写し?
削ってから色付け・・・
結構な繊細さ。
自分で言うのも変ですが、クラスのみんなに褒められた記憶が。
おとなしく控え目な性格だったので(自分で言う?)
すごく恥ずかしかった。
親子の鳥さん。
今でも変わらず、ずっと好き。
これからもずっと・・・・
お店で控えめに飾ってあります。
来られたら、見つけてね。
kissy
私の宝物 ①
物持ちが良い事、度々書いてきました。
夏休みの絵日記も以前に登場させていたと思います。
このバンビの色鉛筆は小学校入学のお祝いで
祖父母からプレゼントしてもらった物
24色っていうのも、贅沢な感じでした。
他の同級生が持っていたのは殆んどが12色だったから!
とても嬉しくて何度も何度もファスナーを開けたり閉めたり。
今でも大切に使っている物のひとつ。
絵日記を見るのは、何となく私の夏の恒例。
そんな今年、気が付いたんですが・・・・
この絵日記を書いた色鉛筆ってこれだったんだなぁ~
って事。
そう思って絵日記と色鉛筆を眺めると
とても愛おしく思えます。
そこで今まで調べなかった事をやってみた!
それがこちら↓
当時から使っている色鉛筆がまだ7本ありました。
ひらがなで書いてあるのも可愛らしい。
紫系ってあまり使わないんだ。
これからもよろしくね
大事に使います
kissy
初めての発表会で・・・
幼稚園のお孫さんが初めてピアノの発表会。
オチビちゃんは上手に出来ても出来なくても
可愛いですね。
大人になると、どう見られるか等、気になったりして
人前での失敗は恥ずかしかったり・・・
緊張せずにいつもの練習の成果は出せたかなぁ~?
小さめのミニブーケというご希望でお作りさせて頂きました。
淡いピンクのトルコキキョウ・・・セレブハニーピンク
濃いピンクのトルコキキョウ・・・クラリスライトピンク
淡いピンクのカーネーション・・・タリア
濃いピンクのカーネーション・・・アグネス
白カーネーション・・・ムーンライト
白スプレーピンポンマム・・・フェリー
ベンケイソウ・・・オランダセダム
ドラセナ
おともだちのおたんじょうび。
この間、可愛いお友達のお誕生日でした
歳の数のヒマワリ。
喜んでもらえて嬉しかった
用意している絵本はあったんですが、
可愛いお友達には少し難いかなぁ~って思って!
近くの大型書店を覗いてみたんです。
困った事は、あまりの多さ、壁面だけでなく
足元に横一面ズラッー!!
しゃがみ込んで一冊ずつ引き出すのに疲れ果てて
途中で断念してしまいました
お誕生日が近くなった日の夜。
少し早めに終わる事が出来たので少し遠くですが出掛けました。
閉店30分前のお店にお客様は私ひとり・・・
お目当てのコーナー、どの絵本も見やすく置かれていて
やっぱり選書の良さを感じました。
なので、時間も掛けずにお気に入りの2・3冊程が
すぐ手元に!
この経験で改めて大事な事を確認できました。
こちらは、全国でも人気のある知られたお店ではありますが、
閉店時間が短くなったし
以前程お客さんも多くない気がします。
どのお店も継続してゆく事が大変な「今」だからこそ、
出来るだけ大切にしたいのは・・・
値段や便利さだけで済ませないようにしたい。
大事にしたいお店のひとつです。
7月のブログでお向かいは何屋さんかなぁ?って書いたお店。
名前も看板も出ていなかったから本当に??でした。
窓越しに覗いてみると・・・
何と、美容室でした
夜はドラマティック。
何故か心惹かれるのは、やっぱり・・・
ベティ・ブーフに似た雰囲気だからかなぁ~?
kissy
モヘアはむこうで元気にしているかな?
昨日で丁度一ケ月経ちました。
なのでご報告させて頂こうと思います。
22歳と4か月という本当に大往生。
もう少し(本当はもっともっと)一緒に要られる
と思っていました。
最期まで毛並みも表情も可愛いままでした。
モヘアの次女「ミミ」(二年前に亡くなった)の待つ天国へ
ミミは8月4日・モヘアは8月5日、1日違いだったのは
ミミがもうこれ以上ひとりで待つの淋しかったのかも・・
そんな気もしています。
人間でいうと、120歳ぐらい。(凄いなぁ~!)
でも見た目、全然そんな風に見えなくて、
亡くなる一週間前まで食欲だってしっかりありました。
確かに後ろ足は少しヨロヨロしていたけれど
ごはんもお水の場所も、トイレへも
自分で歩いて行っていましたから。
そう思うと・・・
でも、元気でここまで長く生きる事が出来たモヘアは
とても幸せだったよね。
長女のソメコは産まれた時から21年ずっと
穏やかで優しいモヘアのそばで過ごしたから・・・・
様子が変な事、お別れが近い事、解っているかのよう。
そんなソメコの姿が不憫で可哀そうで仕方ない一週間でした。
何となくぼんやりしている様子のモヘア。
そのお母さんに頭をくっつけて離れなかったソメコです。
8月5日(月)夜の21時20分
私とソメコが見守る中苦しむことなく静かに眠るように・・・
その後2日間はソメコと一緒に添い寝しました。
モヘアは未だ寝ているみたい・・・
今にも目を開け甘えてきそうな可愛い寝顔だった。
2日間、沢山の方がお別れに来て下さいました。
ミミの時と同じお庭のお花を持って来て下さったり
ネコじゃらしとお手紙を頂いたり
ベティ・ブーフで買って下さったお花を頂いたり・・・
平日にも関わらずわざわざ遠くからも来て頂きました。
中井さんご夫婦、伊吹さん、堀江さん、咲良ちゃん
実咲ちゃん、お母さん、妹
中川さん・紗璃奈ちゃん、佐藤さん
石田さん、阿宗さん、葉山さん、山元さん
香川さん、柚の木さん、葉月さん、毛利さん。
モヘアに会いに来て頂いた皆様、本当に嬉しかったです。
有難うございました。
遠かったりで来て頂くことが出来なかった皆さんも
有難うございます。
心からお礼申し上げます。
つるいさん、ひろちゃんもありがとう。
ソメコ・・・
エリもありがとう。
真っ白なモヘアはやっぱり真っ白な
お花と、頂いたお花で可愛く飾りました。
焼き場の担当の方が
「可愛いですね。そんな歳に見えません。
今までで最高齢です。22歳、本当に長生きですね。
ずっと飼い主さんのそばに長く居たかったんでしょうね。」
そんな嬉しい事を言って下さいました。
モヘア!本当にたくさんの幸せをありがとう。
天国でミミちゃんと一緒にもう少しソメコの事見守っていてね。
本当にありがとう。
岸本モヘアへ
岸本初美
P.S 「モヘアにたくさん慰められ、元気をもらってきた」
とキッシ-はいつも言っていましたよ。
僕からも、今まで有難う。これからはキッシ-の心の中でいつも離れずに一緒ですね!」
ひろちゃんより