仕入れ日の朝お花を見て思うのは、
生産者さんによって違う、花に対する愛情。
左の画像・・くくるのに使っているのも葉に優しい藁です・・・
ここの生産者さんは兼業農家さん。
環境や花への優しさを感じます。
もう一つは、お店に届いた時、既に下葉と棘が殆んど
ついていないもの。
最近、少しずつ増えている気がしています・・・多分
気を使って棘を取って出荷しているのだと思いますが、
・・・実は棘取り専用の機械があって
それでば~っと取っています。!
「出荷時に花を傷めないため」と思ってやって頂いて
いるのかもしれませんがベティブーフでは「アウト」なのです。
何故かと言うと簡易な棘取りを使うお花屋さんも多い
のですが、これを使うと茎は傷つきます。
ナイフで削るのも花を支える茎に傷をつけやすいのです。
昔も今も変わらずに・・・
ベティ・ブーフにやってくるお花達には
ストレスを与えないように・・・
ずーっと変わらずバラの棘取りやお花の下葉を取る時は
軍手をはめて行います。手で取っていきます。
ひとつひとつの花の顔を見ながら ね
お客様が「長持ちします。」
そう言って下さる理由の一つでもあると思っています。
綺麗な葉っぱは、出来るだけ残して
葉っぱの一枚一枚、大切にしています。
こちらの生産者さんは・・・
花丈の長めと少し短めの間に柔らかい不織布が挟まれています。
花弁に傷が付かない様に!
薔薇を作る事が好きな人だから、そして作った花に愛情があるからだといつも思っています。それもちゃんと息子さんに引き継がれています。頑張って欲しいと思います。
ベティブーフも頑張るから 😛 😛 !!
夏の暑さと太陽の光をしっかり浴びた後、秋も深まり、
寒い冬を前にした今のバラは
「秋薔薇」と言って、一年の中でも大きくてしっかり
しています。
「ジュミリア」
サプライズが入っていました~
双子ちゃんだよ!
自然の状態を愛でる事でその個性や特徴等を
知る事が出来ますね。
絵を描く時・・・
棘とか、葉っぱとか、花粉等、付いたままを描く事が殆んど。
少し、葉の先が傷んでいたり、虫食いの穴があったりして
その方が味わいがあるだけでなく自然で綺麗だなと思います。
ほら、葉の裏側、綺麗な色!
こんな風に花と近いのはいつも花に囲まれているから
お客様に「羨ましい」って言われる事も多いのですが・・・
是非!!
一本のお花を自分の為に飾って頂きたいなぁって思います。
そのお花が教えてくれるのは言葉では言い表せない
きっと、心豊かにしてくれる事・・・
最後の一輪まで大切に愛でる事が出来る為の
新しい飾り方、活け方の提案をさせて頂ける「花器」を
考案し作らせて頂きました。
「野の器」(のんの)も少しずつお店に並び始めて
実際に飾っているのも見て頂けます。
自分の生活の中で取り入れたなら、世界が変わるだろうなぁ。
楽しいだろうなぁ~
そう思える可愛らしい器!
最後は宣伝みたいになりましたが(笑)
是非お勧め致します。
野の器(のんの)を使って飾った初夏の頃のお花です・・・
kissy