赤と黄色が繋ぐ先。

通りたくない場所ですが・・・
一筋だけ!一筋だけだから!

この通り、ほぼ観光客でごった返していて
人の足並みに合わせないと歩けません。
普段ゆっくり歩く方ですが、ここは早足で通り過ぎたい。

今どきの観光客向けのお店殆んど、食べ物系です。
その中、和菓子屋さん、乾物屋さん等はそのままのお店構え。
ただ前回来た時にはあった昔からの八百屋さんがありませんでしたたらーっ (汗)籠盛りで売られ、お金が入った籠がぶら下がっていて昔の
面影を残すお店だったんですよ。

時代の流れとはいえ、地元のお客さんで成り立っているとは
到底思えない、今の状況に色々考えさせられます。
良い事もそうでない事も、生き残る為に、我慢する事
諦める事、あるかもしれないけれど、そんな中でも、嬉しい事、楽しい事を見つけて続けてゆくために模索しているのは
どこでも同じなんだなぁ、と思いました。

唯一目を引いたのが赤や黄色のアーケードの屋根は
😛 これから
今日向かうところへ連れて行ってくれるかの様!

 

 

________ 😛 😛  😛 ________
そして
たどり着いたのがここ!

みんな大好きなだるまちゃん・カラスのパン屋さんシリーズ
を始め、加古さんが今まで描いてきた沢山の作品の原画を
観ることが出来ます。

   

加古さんのすごい所、お若い時に目を悪くされているのに!

子供たちに書く絵本でも緻密に嘘を描かない。
その為に専門の資料をたくさん取り寄せ、細かく調べ
子供達にも解る様に描かれている事。

絵本なのに、化学シリーズもたくさんdouble exclamation

水・ダム・川・雪・土の中・植物・宇宙等・・・

内容はかなり難しいはずなのに説明は、絵、とほぼひらがなで。

「今こうしているのは
加古さんの絵本に出会った事がきっかけです。」

そうおっしゃる科学者の方が多くおられるようです。

愛用の鉛筆削りに書かれていたのは・・・
・一日一作
・永日一心
・自然は人間を生んだ人間はまだ宇宙を知るに至らず
こう書かれていました。

誰よりも未来の子供たちの事を考え
絵本を描く事を愛した人

加古さんはずっと、変わらず、少年の様なまなざしと
優しい心を持ち続けた方なのだと思います。
大人になっても忘れず大切にしたい色々な事を
思い出させてくれるそんな・・・

   

「かこさとしの世界」
京都大丸はDАIМАRUミュージアムにて
11月18日(月)まで開催中です。

 

kissy

 

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