世界中の食文化を取り入れ、どんどん私達日本人が
食べる事の出来る様々な国の様々な料理が味わえる
ようになっています。
同じように一歩か二歩か・・・遅れて世界中の催事に
使われる様々な「花文化」も入ってきています。そのひとつが
3月8日のミモザの日・・国際婦人デーです。イタリアに限らず
フランスでも(2月)ミモザを飾って祝う日があるようです。
※ ミモザは春を告げる花としてヨーロッパでは大変人気があり、主要な産地のフランスのニースの西側にある海沿いの街モンドリューラナープルでは1931年から毎年2月にミモザ祭りが開かれています。この町はオーストラリアからもたらされたミモザの花を切り花として栽培、販売しており、1月~2月になると丘や庭園、街全体がミモザの花色で金色に輝きます。祭りでは地元で栽培された10t前後のミモザを使って、毎年異なるテーマに従って飾り付けられた山車によるフラワーパレードや花合戦が開かれています
このところ、お店でもたまたま、タイミング良く、無農薬で国産
( 露地物と言われる )のミモザをお店の前を飾る事が出来ました。
ミモザはマメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称で、フランスでは「ミモザ」の名で親しまれています。ミモザ(アカシア)は多くの園芸品種がありますが、暖地でよくみられるのは銀葉アカシアやフサアカシアです。銀葉アカシアは名前の通り銀白色を帯びた葉をもち公園樹などに利用されます。
又、フサアカシアの花は香水の原料としても利用されます。ミモザは、夏ごろには来年のつぼみが目で確認できるほどに生長し、つぼみの状態から開花まで半年近くかかる花木です。
本来オジギソウ属を指す名前でしたが、アカシア属のフサアカシアの葉がオジギソウに似ていたため、誤ってフサカアカシアがミモザと呼ばれたことにちなみます。
日本ではアカシア属のギンヨウアカシアもミモザと呼ばれています。
HIRO